前編に引き続き、ボディバッグの後編です。
前編をまだご覧いただいていない方は、こちらより前編もご確認ください。
縫合
接着
両サイドが縫い終わり、表に返したら、次は前面と背面を縫い合わせるための準備になります。
背面の微妙なカーブと前面・両サイドを縫い合わせたエッジで作られるカーブが揃わないと不格好になるので、しっかりと圧着した後に縫い合わせます。
ゴムのりを側面、前面の端に塗っていきます

ゴムのりがある程度乾いたら貼り合わせ、クリップでしばらく圧着します

縫合3(フロント)
しっかりと圧着できたことを確認して、縫い合わせていきます。
レーシングポニーがあると縫いやすいです。
※端は最後に合わせて切り落とすの、多少のずれは構いません

▼自作レーシングポニー作成動画
【レザークラフト】自作レーシングポニー 【Leather Craft】racing pony DIY
縫合4(Dカン)
ベルトを通すためのDカンを取り付けていきます。
引っ張られて一番強度が必要な部分なので、入念に縫い合わせます。

ベルト通し
いよいよ最後の工程です。
ベルトの型紙は作っていませんが、幅:2.5mm~2.8mm×長さ:100cm~120cm程度で十分です。
背中もしくは、胸のあたりに掛けたかったので、今回は100cmで作りました。
Dカンに通して、線コキの真ん中の金具で折り返してカシメで留めます

最後にもう片方のDカンに通してカシメで留めれば完成です

まとめ
いかがだったでしょうか。
微妙なカーブが随所にあり、手縫いではなかなか難しい部分もありますが、開口部も大きく取られているため、出し入れが大変しやすくなっています。
マチも8cmあるので、容量もそれなりにありお出かけバッグに最適です。
今回は初めての床革+染色ということで、革の特性がいろいろ学べました。
床革を使うことで、安く手に入れることができるので、もし失敗しても大丈夫♪という心の余裕が生まれるので、楽しく制作できました。
これからもいろんなレザーグッズの制作にチャレンジしていきますので、これからもよろしくおねがいします。
Youtubeでも制作過程を公開していますので、よかったら御覧ください。
▼ボディバッグ制作動画
コメント